働いている中で介護の仕事が辛いと感じた時の対処法

誰しも働いている中で仕事が辛いと感じることがあるでしょう。もしも介護の仕事をつらいと感じてしまったら、鬱々とその気持ちを抱えるのではなく、自ら行動してその状況を変えていくことが大切です。

最初に取り掛かってほしい対処法が、介護の仕事を始めた理由を再確認することです。初心を思い出して、なぜ介護の仕事を始めようと思ったのか、自分の中で再確認してみましょう。心のなかで思い浮かべるだけでも良いですが、できたら紙に自分の思いを書き出してみることをおすすめします。そうすることで客観視しながら、自分の気持と向き合うことができるようになります。

次にやってみてほしいのが、やりがいを感じたことや介護の仕事をしていて良かったことなどを書き出してみることです。

今現在は辛いことがあって、介護のことが嫌になってしまっていると思います。しかし、ここまで続けることができたということは、何かしらのやりがいや楽しみを仕事に見出すことができていたからです。マイナスな感情に支配されているときほど、こうした感情は忘れやすいので、しっかりと掘り起こしてみましょう。この作業をしたときに、それでもつらい気持ちが勝っている場合は、転職を考えるのも1つの手です。一時的に介護業界から離れてみるのも良いですし、別の施設を検討しても良いでしょう。これはあくまで戦略的撤退であって、逃げではありません。まずは自分の気持を大切にして、落ち着いた精神状態で働くことができる仕事を探すようにします。人間はその気になればいつでもやり直せる生き物なので、状況を悲観しすぎずに、まずは変化を起こしてみることが大切です。